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あなたのUVケア商品選び、使い方は大丈夫?



日差しも強くなり、紫外線が気になる季節。
そこで欠かせないのがUVケア商品ですよね。
でもきちんと目的に合った物を選んで、正しい使い方をしている人は少ないように思えます。
今回はUVケア商品でよくある、間違った認識についてお話したいと思います。

購入時

×SPF値が高い物を選ぶようにしている
CMやお店で「SPF50」などの数値が高い商品をよく見かけます。
数字だけ見ると効果がありそうにも思えますよね。
でも、「SPFが高いから安心」というのは間違いです。



UV-Bを防御する効果がありますが、完全に遮断するということではないので、徐々に日焼けはしていきます。

またこの防御率は、SPF20とSPF50ではその効果も倍以上あるように思えますが、95%~97%と実際は2%程度しか差がなく、SPF15からほとんど差がありません。

またSPFが高いものほど肌の負担になります。
数値を高くするために紫外線カット成分を多く配合すると同時に色々な成分も入れるため、それだけ肌への負担も大きいことになります。

購入後のケア

肌に負担がかかるとわかっても、シミ・そばかす、シワやたるみといった肌の悩みの原因のほとんどが紫外線によるものと言われているので、対策はしっかりしたいですよね。
しかし、きちんとした使い方をしなければ、肌の負担になる行為をしているだけで、塗っている意味がありません。

×朝塗っておしまい
朝塗っておしまいという方は注意が必要です。
夏はどうしても汗や皮脂が出て流れたりするので、2~3時間ごとの塗り直しが必要と言われています。
朝9時に付けても、一番紫外線の強いお昼頃にはもう効果が切れていることになります。

×十分な量を塗っていない
商品に書かれているSPFやPAの数値の効果を十分に出すにはどれくらいの量が必要かご存知でしょうか。
答えは、顔だけでクリームタイプなら真珠2個分、乳液タイプなら500円玉大の量です。
しかも、2~3時間ごとのこの量を付け直しする必要があるのです。
実際これだけの量を付けてみると白浮きしてきます。
しかし、白浮きしない程度に薄く塗っていては、付けている意味がないことになります。

×1年前に買った商品を使っている
UVケア商品を使い切れず、去年のものを使っているという方もいるのではないでしょうか。
去年のものは雑菌が入り込み繁殖したり、品質が変わっていたりしている可能性があるのでおすすめしません。
開封後の使用目安としてはワンシーズン、もしくは半年以内で、身体などにも使用して使い切るようにしましょう。

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UVケア商品のよくある間違った認識についてお話させていただきましたが、「付けているから安心」ではないということをご理解いただけましたでしょうか。
皮膚科学会でも日常使いであればSPF20程度を推奨しており、1日に数回塗り直すことが大切ということです。
しかし同時に肌への負担も考えなければいけないので、1日の行動を考えて、UVケア商品を使う必要があるのか、また使う場合はUVケア商品だけに頼らず、簡単に付け直しのできるUV効果のあるパウダーを使用したり、帽子や日傘などのUV対策商品も上手に使って紫外線対策をしていきましょう。
またUVケア商品使った日はしっかり落とすことも大事ですので、石けんのみで落とせるのか、クレンジングが必要なのかなどしっかり表示を確認するようにしましょう。

●今回の美容ポイント
1日の行動を考えて、UVケア商品以外の対策と合わせて、商品を正しく使いましょう。


Medical Skin Care Specialist(M.S.C.S)
レイチェルワイン