こんにちは、レイチェルワインです。
米国皮膚科学学会では、老化の約80%が紫外線(光老化)による影響だと考えられているほど。

(出典:日本化粧品工業連合会コスメチックレポート)
UV-Aは長い時間浴び続けると、サンタン(皮膚の黒化)を起こし、真皮内の繊維質を変性させ、しみ・たるみの原因になると言われています。
ちなみに、
「PA」はUV-A防止効果を表したもの。
UV-A照射後、2~24時間に生じる「皮膚の即時黒化を指標」したものです。
効果の度合いとして一般的に以下のように言われています。
PA+ …効果がある
PA++ …かなり効果がある
PA+++ …非常に効果がある
PA++++ …極めて高い効果
【当社ファンデーションは「PA+++」】
◇ ◆ ◇
次は
「レジャー紫外線」とも呼ばれるUV-B。
UV-Bの防止効果を表す数値、「SPF値」。
また、
誤解が多いのがこのSPFの数値です。
SPF値が低いものより高いもの、例えばSPF15の製品よりSPF50の製品のほうが、「紫外線をカットしてくれる能力が高い」と思っている方が多く見られます。
SPF値は赤くなってヒリヒリする日焼け(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍にのばせるかの目安。
一般的に、何も塗らない状態では日本人の場合、
————————
・真夏に晴れた海浜では色白の人で約20分
・普通肌の人で25分
・色黒の人なら約30分
————————
でサンバーンを起こすと言われています。
当社ミネラルファンデーションは「SPF27」ですのでそれを例に挙げて見てみましょう。
===================================
<25分で赤くなる普通肌の人の場合>
25分×SPF27 =675分=約11時間
===================================
塗らなかったときの27倍の時間、つまり約11時間、肌が赤くなることを防ぐという目安になります。
SPF値が高くなればなるほど、この時間が伸びるということですね。
また、サンスクリーン剤に使われる成分によっては、SPF値の高さと肌への負担の高さが比例してくることも。
そういう意味では、長時間外出するとき以外はSPF値の低いもので十分かと思います。
◇ ◆ ◇
補足ですが、SPF値の高い低いに関わらず「つけたこと」で安心してしまう方も少なくありません。
肌にムラなくつけることや、たくさん汗をかくなど落ちやすい環境であれば、少なくとも2~3時間おきを目安に何度かつけなおすことも心がけたいものです。
また、外側から肌を守ることも大切ですが、スキンケアという点ではもっと大事なことがあります。
それは、
「紫外線に強い肌を作ること」。
そのために大切なのが「肌の水分量」を上げるスキンケアです。
潤っている肌は紫外線に強いだけでなく、
くすみにくく、シミができにくいです。
保湿を心がけたスキンケアをしましょうね。
Medical Skin Care Specialist(M.S.C.S)
レイチェルワイン
[関連記事]