レイチェルワイン
Creating beauty is not about magical potions or treatments,
but about daily perseverance, patience, and common sense.
美しさを創る。
それは魔法の薬や治療のことではなく、毎日の継続、忍耐、良識のこと
私は宣教師の末娘として生まれ、幼少期は日本の田舎町で、その後はオレゴン州の小さな町で過ごしました。
4人続いた男の子の後に生まれた唯一の女の子に、母はとても喜び、私に素敵なかわいいドレスを着せ、女らしさを身につけるよう育てられました。
経済的には決して豊かとは言えせんでしたが、母は私にスキンケアの大切さを教えてくれました。「きれいな肌は正しい洗顔から始まるのよ]とよく口にしていたのを思い出します。
その言葉は正しく、今でも洗顔の大切さはお客様にも伝えています。
しかし残念なことに、10代~30代にかけては、努力もむなしくニキビと赤ら顔に悩まされ続けました。今思い返してみても、他の誰よりも私の肌はひどかったように思います。
赤い鼻に黒ニキビがポツポツと埋まったイチゴ鼻もどれほど気になっていたことか…。毎朝鏡に向かって、顔を見るたびに自信を失っていました。
どんなにきちんと洗顔して、メイクで一生懸命隠しても、お昼には毛穴は開き、ファンデーションをつけ直さなければなりません。
早くに結婚し、すぐに2児の母親となりました。高価な化粧品を買う余裕はとてもありませんでしたが、自分なりにできるだけのことはしました。
スクラブしたりスチームをあてたりメイクで気になるところはカバーして…。
だんだんとニキビの数が少なくなっていったものの、相変わらず黒ずんだ点々、毛穴の開き、色ムラには悩まされ続けました。
耐えきれず鼻の黒ニキビを指ではさんで押し出そうとしていたのを今でも覚えています。その頃、肌をきれいにするためにしていた過度なお手入れが肌には逆に負担だったとは夢にも思っていませんでした。
このように、私に似た経験をお持ちの方、ご自分の肌にすっかり自信を無くしてる方、さまざまなブランドの化粧品を次々に使ったものの満足な結果が得られず失望してしまった方、少なくないと思います。
そこで私の経験と長年培ってきた知識から辿り着いたのは、「Pure & Simple Skincare(ピュアでシンプルなスキンケア)」という理念です。
今は3人の孫を持つおばあちゃんではありますが、若いころよりも今の自分の素肌には自信があります。私の経験や知識があなたのお役に立てれば幸いです。
数年来、人の体や皮膚、美しさの原点についての探究心があり、美容、マッサージ、ホリスティックスキンケア、カラーアナリシスなどの勉強、資格取得をしました。
また食事の面からも、健康やサプリメントの知識も高めました。
日本で複数のエスティティックサロンを共同経営し経験を積み、その傍らで勉強を重ね、カリフォルニアに行ってパラメディカルエステティシャンの資格を取得しました。
1年後再びアメリカへ戻り、カリフォルニアで著名な皮膚科医であり美容整形外科医でもある医師のもとで働きました。これは私にとってかなりエキサイティングな経験でした。
そこでの私の仕事の一部は、20年に及ぶその医師の講義を収集して、エステティシャンのためのスタディーガイドを作ることでした。
結果的にこのときに学んだ知識が、その後の私の肌にとっても大きな影響を与えることになり、後にエステティシャンをトレーニングする立場になった時にも大いに役立ちました。
学ぶということは、素敵で、終わりのない旅のようなものです。医師のもとで働きながら、さらにボーダー式リンパドレナージュのトレーニングを修了しました。
また、受講者のほとんどが医者や看護婦という、メディカルスキンケアスペシャリストの資格を取得しました。
私はまだまだ勉強中の身であり、研究を重ね、自分のベースをさらに広げることに努めています。
あなた自身の体の声を聞き、肌を理解することを始めれば、美しさへの道は長いかもしれませんが、それを楽しみながらスキンケアができ、あなたがなり得るところに行きつくはずです。
心に留めておいてほしいことは、専門家、医師でさえ、あなたの肌にとってベストな方法についてはそれぞれ意見が異なるということです。
どの製品やケアの仕方が、自分の好み、ライフスタイル、肌に適しているか、最終的に決断を下すのはあなたなのです。